会報30号2022.11.12

問題山積の二酸化炭素の埋め戻し事業

釧路コールマインは、釧路石炭火力発電所から出る排出

ガスから、二酸化炭素を取り出し炭坑跡に埋める技術の開

発を行っています。

 しかし、世界では、1970年代から始められているこの事

業に多額の資金が必要とされ計画、開発着手したが稼働に

至らないケースが多々起きています。

 釧路市は、この二酸化炭素の埋め戻し事業に1,000万円の

補助金を支出しています。先行きを見誤った税金の使い方

になるのではないでしょうか。

 目前に迫る脱炭素社会に向けて、一刻も早い石炭産業か

らの脱却し、若者を呼び込める産業を育てることが必要で

す。

 それが釧路地域の発展には欠かせません。

世界基準との違和感だらけの日本の気候対策用語

①非化石エネルギー源の中に化石起源が含まれる。

②ゼロエミッション火力発電がゼロにならない。

➂次世代省エネ基準が1999年基準。

④電気自動車にハイブリッド車が含まれている。

⑤GX(グリーントランスフォーメーション)の原発で脱炭素を目指す。

PDFファイルです。

https://nocoal-kushiro.jp/wp-content/uploads/2022/11/会報30号.pdf